10月22日
「はちみつもパンも大好き!」イベントの日、昼を食べるべきか…と悩んだ(ようなフリ)
結果、南阿佐ヶ谷の道心へ。
駅から近いけれど一本道を入ると静かな場所にある。
香織せいろ、限定とあるけれどまだ間に合うか…
ガラガラと戸を開けると威勢の良いご主人の「いらっしゃい!」の声。
丁度お客さんがひけたのか、テーブルの上には空のざるが沢山。
何だか嫌な予感…
席に座って「香織せいろありますか?」と聞いてみる。
「あ~、すいません!今日は切れちゃったんです、本当にすいません!」
やはり空のざるはみんな香織せいろだったご様子。
今日はあっという間に無くなってしまったという。
冷やしぶっかけなら…というのでそれにする。香織せいろと同じ蕎麦です!とご主人。
お品書きにもオススメ、とあったので期待が膨らむ。

「はい、お待ちどう様です!」
冷やしぶっかけ!
置かれたときにニヤリ…既に美味しそう。

かいわれ・茗荷・胡瓜・ホウレン草・なると 薬味にネギ


では、頂きます!
蕎麦は粗挽きの平打ち、透明感があるのでホシがとても良く見える。
細かいのはもちろん、わりと大きなものもある。
長く繋がってはいないものの、蕎麦の風味が強くモチモチとして…
だからこそ口の中でいつまでも蕎麦の味が楽しめる。
汁は、出汁が強いのか…少し甘く感じた。
ムハー!おいしい!!ご主人、美味しいです!
「とんでもありません、ありがとうございます!」
とんでもなく美味しい。
小マメが食べている間にも常連さんがやってきては「すいません、今日は香織せいろが…」
と恐縮するご主人。大人気、香織せいろ。

蕎麦湯と一緒に出してくれる蕎麦猪口。
汁をすくうものが無くどうやって入れればいいのか悩む。
結局器を抱えて蕎麦猪口に入れてしまった(笑)

薬味のお皿に店名が。こういうの好きなもだからついつい撮ってみる。

暖簾が可愛い、道心。新蕎麦の文字が嬉しい。
香織せいろは「やはり食べて頂きたいので、予約して下さい」
1人前からでも必ず打っておきますので!とご主人の言葉。
了解しました、絶対予約します。
大満足で店を出るときも「ありがとうございましたー!!」と元気がもらえる様な声で、何度も。

予約してから元気なご主人自身の打つ香織せいろをまた食べに行こう。