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春が来ました 行きました

3月2日    ~ 春の始まりはここから ~

今年の2月は閏年、といえども他の月より短いことは変わりません。
2月に予定していた前橋詣は月の終わりに吹いた春風の悪戯により
交通機関が麻痺するという事態に陥りました。(帰りどころか行きも危うい状態)

「月イチ」という約束は2ヵ月目にして早くも破れ、ついに3月になってしまいました。
3日どころか3ヶ月坊主…です。


北の玄関口から直通列車に乗り、読書と転寝とを繰り返繰り返し……
浅川
埼玉県を縦断して(いや、横断か?)丁度太陽が南中高度になったころに
ようやく前橋無事到着です。

駅から寄り道せずに…
浅川



こんにちは お邪魔します!

 


今日はカウンターです。
腰を下ろしてから程なく、今日おすすめを出して頂きました。

初めの一杯は結人(特別純米酒・瓶燗火入れ無濾過)
浅川
いきなり凄い画ですが…何やらとても輝かしい文字が並んでおります。
こちらは前橋市にある酒造の商品でついこの間dancyuに載ったらしいとの情報。
それを聞いてから雑誌を買ったのですが既に入荷困難らしく…。
フルーティーで柔らかい、暫く口に含んでいるとそれがシッカリとした香りになります。

一品料理は「揚出し野菜」
野菜はコロリとした人参 茄子 大根それに水菜。
浅川
これは初めて食べたときから大のお気に入りになりました。
野菜は歯応えを残して、一度冷ますことで味がよくしみ込んでいます。
浅川
前回「ぜひメニューに加えて欲しいです…」とさりげなく書いたのですが、この度いよいよレギュラー化の予定だそうです。

来る度にグレードアップしており、今回は…

浅川
こんなに大きな蕎麦のお煎餅が!これを割ってカナッペのようにして食べたり。
一人には充分過ぎるほど出して頂いたのに、箸が止まらなくてガツガツ食べてました。
お酒でゆっくり…私にはまだ難しいようですが。


野菜の中でも絶品の人参、それを存分に味わえる掻き揚げも頼みました。
前日からこの掻き揚げを食べるつもりで朝食抜いてきたのです。
浅川
人参って実は果物ですか?
この甘みは何か秘密があるのではないかと食べる度に思うほどです。

「人参のお兄さん」
浅川

はて、なんだろうと齧ってみると非常に柔らかい人参…ではなくて南瓜でした。
ほとんどはくし型の南瓜の天麩羅で珍しいキューブ型です。
浅川
たしかにカロチンという栄養成分は人参と同じく多く含まれていますね。
(本当に新種の人参だと思いました…)
南瓜の煮物はほっておくと一人で半切れを食べてしまう南瓜狂い、マメと南瓜には歯止めの掛からない小マメ太郎です。

鳳凰美田の山廃
浅川
こちらは今まで頂いた鳳凰美田とは記憶が重なりません。
フルーティーな香りはさほど感じられませんが、一度味が膨らんだかなと思ったら水のようにスイと馴染む。
同じ名前でも「山廃」はまったく違いました。
日本酒の面白さにまた気が付いてしまったようです。

湯葉のふんわり玉子とじ
浅川
ありがたくもお一人様サイズに作っていただけました。
お腹がいっぱいになったら蕎麦が入らないかもしれませんし(杞憂です)
それに似ていますが…

新メニュー候補!
浅川

先ほどの湯葉のふんわり玉子とじとベースで湯葉ではなくてこれが入っております。
メニュー名を「蕎麦のラビオリ風玉子スープ仕立て」
(これは勝手に命名してます、ごめんなさい)
浅川
蕎麦粉で作った生地で具を包む。茹でてある皮はツルンとして噛むとモチモチですが歯切れが良い。
スープはまた一工夫されてこの料理は完全に一つのオリジナルになっています。

ラビオリの中身は食べてしげしげと見たりても分からずついに降参。
持ってきて貰ってやっと分かりました。

入っているのは鳥のにこごりです。

そうそう、このにこごりは最初の頃にお伺いしたときにおつまみで頂いたものです。
浅川
具にもスープにもなるのを見越しているのでしょうか。
スープに溶け出したことでまたコクを増す万能なにこごり。
こういう蕎麦料理をランチにだしてくれるお店があったら昼夜連続で通いたいくらいです。
(切に、切に願います…!)


もうイッチョ!杜氏が高垣さんなので高柿木ですね。
柿の絵が可愛らしいです。
浅川

浅川
残る香りもズッシリと重厚、味と香りに呑まれる感じがします。
(さすがにこの辺りでちょっときました)


小松菜のお浸しには醤油ではなくて「かえし」です。
浅川
これと合わせて出して頂いた辛口のすっきりとした黒龍いっちょらい。
辛口といっても初心者の自分にも飲みやすいくらいのものです。

あれー、今日は少し遠慮しようかと思ったのに結構飲んでますね。(参った参った…)



「どれが一番好き?」

ついに蕎麦がやってきました!
せっかく酒→料理→蕎麦という流れできているのに、それを止めてしまうように
蕎麦が出ると頭もシャッキリ。
浅川
「どれも好きです」と言う前に一呼吸おきましょう。
3種の蕎麦はすべて満天せいろです。


わくわくする心を抑えつつ、先ずは3種の左から。
浅川
一本一本に細かく散るのは満天の星…のように見える蕎麦の実をついじっくり見てしまいます。
食べてみると舌に感じるのは僅かな苦味、コシは若干頼りないようですがくすんだ香りは深くまたこれは香りが味より印象に残りました。
これはちょっと曲者かもしれません…。
うーん、満天は優しく立つ蕎麦の香と甘みありと記憶しております。今日の満天は…?


お次は真ん中。
浅川
やんわりと柔らか味のある蕎麦の香りと甘みは覚えている満天の味に近いです。
3つとも満天せいろということですが、この違いの大きさは一体何事ですか。

右の蕎麦は先の2種より感じる甘みは圧倒的で心地よいしっとりとした歯ざわり。
浅川
すぐに舌に馴染む満天せいろの旨みを持っているのはこちらかな。
これこれ、これが一番好きです!

再度順繰りに食べて考えました。
浅川
蕎麦は全て同じですが今日は歯で感じる部分も違います。
だからといって蕎麦がお湯に潜ってい時間がバラバラというのも考えられません…。
どういうこと?
(それにしても圧巻だなぁ、この3種盛りの画!)

種明かしは 左から3日前→ 前日→ 当日 に打たれた蕎麦でした。

日を置くと打った蕎麦は熟成して美味しくなるのか。
以前に寝かせ蕎麦について書いたことをこの日特別に再現してくれたのです。

まさか本当に3日置いた蕎麦を食べられるとは思いませんでした…。
柔らかみのある満天せいろの香りや味を覚えていたようで
三日置いた蕎麦は熟成というよりは(言葉が悪くて申し訳ないのですが)劣化しているように思います。
香りはあるのですが、やはり当日の蕎麦に一番旨みを感じました。
小マメ太郎は香りなぞ口にいれて噛んで食べてようやくわかるくらい、おまけにその段階をつけるにしたって表現できるほどボキャブラリーの引き出しは決して多くありません。
それでも3日の間に起こる蕎麦の変化は想像以上で軽いショックを受けました。

蕎麦は紛れもなく生き物でした。


何とも2種類の金砂郷まで…!
浅川

左も右も本当に綺麗な透明感のある翡翠色。これは間違いなく蕎麦であるというのにどう表現していいのか…スウと若草のような香りがします。
よりこちらが…そう思えるのが右側の金砂郷。
浅川
(左)
どちらも美味しくて、食べたときに感じる「こそばゆさ」も同じですがもっと口福になったのは右なのです。
浅川
(右)
蕎麦に絡む辛汁は「深味やコクがあるってこういうものだなぁ…」としみじみ思います。
本当に美味しい。
浅川
一度でいいから汁にどっぷりつけてみたかった…。
そう人もいたようですが分かりました、その気持ち。
惜しげもなくたっぷり入って嬉しいのですが、残りがもったいなくて仕方ありません。
蕎麦湯を入れれば立派な汁物一品になります。

満天は寝かせたものが香りました。
しかし当日のふんわりとした香りや柔らかな甘みの感じられるような味に勝るものではありません。
金砂郷は香りと蕎麦の旨みは当日のものが秀でています。
満天と金砂郷、小マメ太郎はどれが一番好きかといわれるとどちらも当日打った蕎麦ということになります。



「最後に何か好きなもの頼む?」

ええ、まだ頂いちゃって良いのでしょうか?!

「どうしようかな…」とか言ってみますがもう止めておこうか、というのではなくて
「何を頼もうかなぁ」という「どうしよう」だったのですね。

鍋焼きうどん、カレー…。
うどんもカレーも以前に食べて味を占めたので随分と迷いました。

トリは今期イチオシの「花巻き蕎麦」に決めました。
浅川
思わず鼻孔が膨らむ汁と磯の香りに頭が一杯に。
水菜を敷かれているので海苔のパリパリ感は自分が崩さない限り楽しめますね。

「刻み海苔」これは小マメ太郎にとって本当にありがたいことです。
どこかの蕎麦屋で花巻き蕎麦を注文した時に一枚海苔を一口で食べてしまい、非常に虚しい思いをしたことがありました。
海苔がなければかけ蕎麦です。
浅川

はて、自分が頼んだものは花巻きだったか、かけ蕎麦だったか?
一枚海苔の花巻き蕎麦は汁に沈めてほぐれるまでにしなければならないのです。
こちらはこうやって蕎麦と一緒に楽しめる花巻き蕎麦です。
金砂郷
またホロっと蕎麦が崩れてくるのが良くて、時たま水菜を先に食べてはシャキシャキとした食感が残るうちに蕎麦を手繰る。
汁はもう飲み干せなかったのですが、胃袋どころか頭からつま先まで満たされました。

2種の蕎麦に時間違いで5種類。
聞くと見るとじゃ…ではなくて聞くと食べるとでは大違いでした。
蕎麦というのは本当に面白いです。(それで美味しいから尚最高…)

「蕎麦はやっぱり生きてますね」
「蕎麦も辛汁も生きてますよ」

まだまだ面白さは尽きないようです…。



ハッ とすることはたくさんあるのですね。



ハッ


「(小マメ太郎の帰る)電車何時だっけ!!?

「アワワワ…」

お約束です。確か前もこんなのでしたが自分の学習能力低さにはほとほと呆れます。
発車5分前にはホームに到着しましたが、眼鏡を忘れました…。


3月初め、春の始まりと雛祭りの前日に楽しいお蕎麦を頂きました。
満天が3種で3色の雛蕎麦となりますね。(正確には金砂郷も食べたから5色?)


半日かけて頂いた「浅川」のお酒に料理に蕎麦、はぁ…今見ていても心躍るようです。
どことも比べるところがない、ここだけの蕎麦を堪能させていただきました。

本当にありがとうございました!


(これからどんどん新メニューが増えるかもしれませんよ~!)







| お蕎麦 | 11:11 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

なんと

三日置いた蕎麦も食べられるとは!
こりゃパスタ派の心も揺らぐぞい。

しっかしマメは良いものばっかり食べてるよなぁ…。
今度誘えよー、遠くても構わんから!

| 御方様 | 2008/03/13 13:24 | URL | ≫ EDIT

申し訳!

→御方様
返信遅くなって申し訳ありませぬ!

ふふ、本当に幸せ~な気持ちになる蕎麦です。
三日と聞いてこっちも驚きました。
寝かせが美味しいというのは時間の問題で大抵は一日って聞くけれど…。
そろそろ蕎麦に興味持ち?

>今度誘えよー、遠くても構わんから!
そりゃもう時間が合えばねぇ…。こっちこそ声かけてくだいましー。

| 小マメ太郎 | 2008/03/17 14:05 | URL | ≫ EDIT















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