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ゆったり町屋のお昼 冬京都③

1月26日のお昼         ~のんびりお昼は町屋の蕎麦屋 「かね井」~


今回の京都行きは直前にハプニングがありバタバタしていました。
そんなわけで旅行は全くのノープランですが、どうしたって外せないものもあります。

それを軸に行動しよう。

軸のひとつ、「初日の昼は蕎麦屋」。
残念ながら近々閉店してしまう「なかじん」を狙っていましたが当然満席でした。
過ぎたるは及ばざるが如し…。

そこで向かったお店は、何ともわかり難い場所でした。
細い道は狭すぎて自分なら絶対車をぶつけてしまうな…。

「かね井」
かね井

開店時間は「11時半過ぎ頃~」と大まかな案内。
カップルが一組前に並んでいたのですが、時間が経つに連れて次第に彼女のイライラが増してくるのがわかります。

15分ほど過ぎたころにようやく暖簾が出されました。


先ほどの彼氏も一安心だ。



全てお座敷になっており、入り口の待合室には火鉢がありました。
お店は町屋建築なので真冬は寒そう。

暖簾をかける瞬間、ゆったりと開店です。
かね井
光を淡く通す暖簾がかかりました。

座った一番奥の席から眺める坪庭は季節の花。
かね井
「ゆっくりしてください」といわんばかりの雰囲気、お言葉に甘えさせて頂きます。

一品料理は最初に頼んでおき、お店側のタイミングで出してもらうことに。
混み合っているとできないようですが、快諾してくれました。

旅行だから…ね。
かね井
山葵の醤油漬けと蕎麦煎餅。
美田というお酒はとっても濃い、ちょっとづつ飲まないと早くもまわりそうでした。

板わさには山葵一本付き。山葵スキーにとっては拍手喝采です。
かね井
山葵を擦っている間はどうも焦らされている感じがして何ともかんとも。

「ホレホレ一生懸命擦らないと食べられないぜ」といわれているような気がしてならない。

蕎麦の前に出てくるときは神妙にその作業に没頭する。
蕎麦を食べる心構えが求められているのだろうか…?
山葵一本で広がる蕎麦ワールドです。この擦りたての山葵はかなりツンと効きます。
しっかりとした歯ごたえの蒲鉾がまたおいしいじゃあないですか。

真ん中に小さな空洞があったので、大型の竹輪のようなものかもしれません。
こんな風にチョンとのっけて。
かね井

お時間かかります、のだし巻き。
まだ開店まもないので作って頂けました。
かね井
だし巻き玉子は出汁の重さでしなってしまうほどシットリしてます。
素早く、且つ優しくお皿に移動させないと千切れそう…。
かね井
また大根が辛味大根なんですよ。
ああ、染み出る出汁が実にもったいない!

蕎麦豆腐
かね井
こちらはシッカリ型。
山葵が足りなければ一本擦ります!

「丸ごと無くなったりして」
山葵好きも大概にしないとお店に迷惑。

焼き味噌には柚子の香りが移ります。
かね井
甘めの味噌にほんのり柚子が香ってなんだか「色っぽい」焼き味噌です。
白味噌のそれは甘さの中に焦がした部分の少しの苦味が良い具合。

蕎麦掻きはちょっ目立たない場所に書いてあるので見逃しそうになりました。
すかさず注文しましたが、これまた見事に粗挽き。
かね井
素直に箸を通してくれると思いきや、適度に抵抗する力。
食べてみて思いのほか弾力があることに驚き…。
食べて蕎麦掻きを噛潰したしばらく後にぶわーっと甘さが広がってきます。

そして浅く浸る湯は濃厚な蕎麦湯の如く。
かね井
粗挽き蕎麦掻きのモッチリした食感は何とも不思議です。
「何だ 何だ?」と食べているうちになくなってしまいました。
こちらで蕎麦掻きを頼んでいるのを見てお隣の家族も「蕎麦掻きってなんですか?」と
聞いた後に注文してました。
見たらきっと自分も頼んでしまうだろうなぁ…。そう「隣の食卓は青くみえる」のだ。


これでチビチビやっている間に後ろの席は早くも二回転目、蕎麦だけの人が多いです。

ここに来たら是非食べたかったのが「粗挽き蕎麦」
かね井
粗挽きは淡い茶色で良い香りです。
塩は少々粒の粗いものが付いてきます。
先ほど一生懸命に擦ってあった山葵を付けるとさらに甘くるから癖になる…。
かね井
時間がたった山葵もあまーく変化してました。
そのままでも充分おいしい。
かね井
多少短くはありますが、勢いでつるっと喉を通った時の「くすぐったさ」にはゾクゾクしました。
これは堪りません!

粗挽きの美味しさが後を引いたのか、もう少し「かね井」を楽しみたくなってしまいました。
もう蕎麦屋に東も西も無いのでしょうが、果たしてこれをやっていただけるのだろうか?

「はい、できますよ!」

あれ、アッサリ。


かね井の鴨抜き。
かね井
京都で鴨抜きは「いしたに」に続いて二回目。
こっちじゃ何故か言い出せない「抜き」、旅先なら気が大きくなってしまうのでしょうか。

鴨抜きには一味、山椒も供されますが、ほんの少しの山椒が振りかけられています。
赤い椀に汁が並々と入ってます。何よりもぶつ切りの太い葱に目が釘付けになります…。

最初は焼いた餅が入っているのかと思ってしまいましたよ。

かね井
繊維を絶つように細かく包丁が入っているので食べたときにほぐれます。
鴨肉も繊維がとても柔らかくて、つくねには少しコリっとした部分も。

蕎麦はちょっとづつ分けることにしました。
鴨抜きの汁があるので「せいろ」をひとつ頼んで鴨せいろも楽しんでしまおう。

せいろはしなやかな十割です。
かね井
ツルツル食べられてしまう艶のある蕎麦ですが、踏みとどまって噛めば歯ごたえもしっかり。
かね井
辛味は控えめですが、それがまろやかさの中に包まれているみたいです。

温かい蕎麦は「ねぎおろし蕎麦」
みんなで分ければ余裕さ!
かね井

おろし大根がまるで淡雪。大根がすっかりその辛味を潜めています。
葱特有のとろみの部分の多いこと、つゆと蕎麦、おろしをうまく絡ませてくれています。
かね井
崩すとますます雪を思わせる。
おー、こうしてみると雪の積もった笹のよう。(葱です)
かね井

温かい蕎麦にはしっとりさに加えてせいろと同じ柔らかい甘み、
そこに「原了郭」の黒七味でちょっと風味付けしちゃいます。
かね井
つゆも飲んでしまいました、お腹いっぱい。

それでも目はおしながきの「蕎麦掻きぜんざい」を追ってチラチラ。
でも今日はこれにてごちそう様、とっても美味しかったです…。



お暇するときにかね井のご店主さんとお会いすることができました。(お若い!)

蕎麦掻き、だし巻きに鴨ぬきをお忙しい中作っていただきありがとうございます。
開店から長い時間どうもすみませんでした…。

お会計するところに一羽
かね井
また今度会いにくるよ~!


町屋の蕎麦屋、京都の楽しみは尽きないです。


かね井のあとはまた違うお楽しみ「甘味編」へ。

| お蕎麦 | 11:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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