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いいとこドリの上京前物語

11月21日                      ~オバチャンは見ていた~


都に入る前日、突発的に結成された「東京文化見直し隊」の第1回活動記録です。

時は夕刻、場所は神田。
まつや、神田藪そばの前ををグッとこらえて通り過ぎてやってきましたのは…

鳥すきやきの「ぼたん」。


ん?


おっと間違えました、こちらはあんこう鍋「いせ源」でした。

何でこの写真があるのよ。





鍋はエンターテイメントだ!

この辺り、どのお店も老舗らしくどっしりした建物ばかり。看板をろくに確認せず
やぁ、さすが風情のある建物だウンウン
なんて入ったら先に待っているはずの友人はおらず。

おかしい、中にいるはずなのに…。

「全員揃ってからおいで下さい」と下足番に丁寧にお断りされ、辺りをウロウロして
やっと今の店が「いせ源」だったと気づきました。

「ぼたん」は隣だってば、ト・ナ・リ!今日は鳥、あんこうチガウヨ!

ぼたん
こんな程度の勘違い、日常茶飯事ですけれど何か?

こちらぼたんにも下足番がおりますよ。
その下足番のおじさん、小マメ太郎が来ないものだから一人ぼっちの友人をずっと心配してくれていたそう。

温かい、ぼたんの夜。

店内は外からは想像できないほどに広いです。聞けば収容人数は120人とか!


お膳式の低いテーブルと炭を入れる場所。和室に数組が入れるようになっています。

サラリーマンはワイワイと鍋を囲んで楽しそう。
すぐに接客のオバチャン(と呼ぶに相応しい方)が炭と鳥すきセットを持ってきてくれます。

これがメニューなので悩む暇もありませんよ。
他に焼き鳥や卵焼きが欲しい方はお品書きを貰いましょう。

鳥すきのセット、
鳥肉の薄いのと丸いの(オバチャン談)つくね・レバーと砂肝に野菜や豆腐。
ぼたん

これを四角い鍋に投入、割り下は薄い濃いのと二種です。

オバチャンさっさと鍋を開始、最初の一鍋はお手本兼ねて作ってくれます。
ぼたん


またこのオバチャンの仕事ぶりが素晴らしい。
我らの鍋を作りつつ、同じ部屋の客の注文も全て1人で聞いて捌いてる。
「ご飯はまだあるから、言ってちょうだいね」
「こちらさん追加は?」
オバチャンにかかれば働き盛りのサラリーマンもまるで子供のよう。

これまた随分大きな玉子を割りいれておいて、鍋が煮えるのをひたすら待ちます。
ぼたん

ぼたん

溶き卵玉子に鳥肉をつけて食べるのだから、これは親子鍋になるのでしょうか。
さて、煮えたので早速鳥肉を食べてみるとこれがとっても柔らかい。肉がプリプリと
してます。
(でもレバーだけはゴメンナサイ)元々苦手なので一口だけでしたが、思ったよりクセはありません。
割り下は相当甘辛いのですが、野菜から水分がでてくると丁度いい濃さになってきます。
ぼたん

豆腐も葱もクタっとなってくる頃が一番美味しい。

つくねはミンチでも割と粗いもので隙間から染み込んだ割り下が中からジュワリ…。
鳥肉ってここまで主役になれるものなんだ、と再認識できました。

部屋に入ってきたオバチャンを捕まえて思わず「美味しいです!」と熱く語ってしまう。
オバチャンも喜んでました。

楽しいなぁ、ぼたん。

最初の鍋があらかた無くなると今度は自分たちで作ります。
鍋奉行でないので別段構わないで好きな具を好きなように入れてますが。

「これ美味しいね、追加しちゃおうか」
「しちゃおうか…」
「お肉二つじゃ多いから丸か薄いの一つにしなさい」
というオバチャンの教えに従い薄いのを追加してしまいました。
野菜も食べてバランスよくね。

これもあらかた喰らい尽くして微妙に残る鍋の具。

オバチャンよく見てます。すかさずご飯をすすめてきました。
・おひつで貰い自分で盛る
・ご飯茶碗に一杯だけ貰う
・オバチャンのオススメに従う
上記三つのうち、やはりここはオバチャンにお任せしたほうが良いと判断した見直し隊二人。

鍋に割り下を入れて味を調節
ぼたん
 
玉子をいれて少し煮立たせる。
ぼたん

ご飯をよそい、茶碗を持つ。
ぼたん


鍋の中身をご飯にのせると


ぼたん


究極の親子丼の完成です!
このトロっとした玉子と煮詰まって溶けかかる具が合います。

「中に入れて雑炊もいいけど、うちの割り下は甘いっていうお客さんもいるからね」
というので親子丼にしてみました。

おひつのご飯が残っているので雑炊も惹かれたけれどもう…。

「お腹一杯になった?」とオバチャンがいうまでもありません。
デザートのみかんも入りませんでしたから。

お店を出ようとしたら、オバチャンが走ってきて
「これ、持っていきなさいよ!」と残したみかんを鞄に突っ込んで入れてくれました。

ぼたん

「私たちはお客さんからきちんとお金をもらっているんだから。お土産にしなさい」

この一言、心に響きました。オバチャン最後まで楽しい人でした。
今宵のいいとこドリはオバチャンでしたね。

ここまで出来る仲居さんをこれから育てるのは大変でしょう。
オバチャンと親切な下足番のおじさんに丁寧な見送りを受けて、愉快で美味しいぼたんの一夜は終わりました。

老舗の懐の大きさをしかと見させて頂きました。

どうでしょう、某グルメ本も東京らしいここを載せてみたら如何かと。(大きなお世話)


翌日は都に向かいます。

それであの波乱万丈の幕開け「錦秋の京都日記シリーズ」に続いたのです。



「見直し隊」次回の第二回活動予定?

予定は未定、未定が予定です。


| 食べ物 | 16:38 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

小マメさん、
見直し隊の第一号店としては
最高のところでしたね。

いいもん食べてますね。

それにしても、勘違い・・・。

それも、見直さないと。

次はどこなのかな?楽しみにしてます。

| 夢八 | 2007/12/09 21:02 | URL | ≫ EDIT

→夢八さま

美味しい親子丼の店はたくさんありますが
鍋から作った親子丼は一味違いますね。
オバチャンの言うとおり、かなり甘めではありますが(笑)
もったいないですが、ご飯のお代わりはさすがにできませんでした。

最近ウッカリを越した勘違いばかり!
今のうちに直さないとそろそろ痛い目に合いそうです…。

| 小マメ太郎 | 2007/12/10 11:03 | URL | ≫ EDIT















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