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2007年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年09月

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憑き神は止まらない 京トリオ①

10月27日  ~ 京都ワンダ飽食   猪突猛進のワケ~


朝7:00の東京駅、徹夜明けでも何故だかまったく疲れがありません。
すぐ後ろの改札には「東海道新幹線改札入り口」の看板が。
そうでした、かつての東海道五十三次の最後は…。


YOUKOSO KYOTO


そして今回のメンバーは(も?)夢八さん・ルーさん、
そして私小マメ太郎の京トリオ(勝手に命名)です。

おめぇはまたいつの間に…。
へぇ、もうピッと決めてしまいましてね。

それで土曜の朝7:00の東京駅にいるわけですよ(長い前振り)。
9時半過ぎには京都に到着しました。
列車


天気が心配ですが心は清清しい…ただいま、(一ヶ月ぶりの)京都。

第二回の京トリオの会、初日のお昼は蕎麦屋です。

その前に小マメ太郎の我侭を聞いていただき、お店からそれほど遠くない
「護王神社」にお参りに行きました。
護王神社


イノシシと和気清麻呂を祀る神社、狛狗ではなく勿論イノシシ、
こちらも…
護王神社
こちらも…
護王神社
これも
護王神社
あれも
護王神社
ブヒブヒ。
護王神社

国歌の歌詞の「さざれ石」もあり(石の種類たっだのですね、一つしか存在しないものかと思っていました)、また足腰にご利益がある神社です。

そしてイノシシ年生まれの方には記念品の贈呈がありますのでぜひ…。

途中夢八さんの
 (小マメは)確かにイノシシっぽいね、納得納得」というような言葉を聞いたような気がしますが、気のせいにしておきます。

イノシシが主役を張れるのは残り2ヶ月、記念品は可愛い置物で早くも
(干支としては遅くもか?)正月の気分です。

ここで今回最初のご朱印をいただきまました。
巫女さんの「よいお参りでした~」の言葉が嬉しかったです。


ちなみに護王神社では巫女さん募集中です(だから何)。


本田味噌


本田味噌本店にてお土産を買って、やらととらやで早々とお茶をいただきました。

東京にもあるやん!
でもこちらの店構えの立派なこと、中庭の眺めも素晴らしいです。

三人揃って「栗」の生菓子を選択。
小マメは栗粉餅です。
とらや

餡が薄い求肥でくるまれている和栗あんのきんとん。
一体どのように薄い求肥にあんを包むのでしょうか。
甘い秋の味に思わず頬が緩みました。

「この後もあるのに大丈夫かな」
「ちょっと入れておいたほうが胃の準備もできますし」

これは杞憂に終わり、それぞれしっかりと頂きました。


お昼の蕎麦屋編に続く…

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| 京都 | 23:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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イマカエル

世の中便利になりましたね

たった数時間、座っているだけで…




小マメ太郎は




















おいでやす

おかえりやす~








タダイマカエリマシタ。




ぶはっ!






以上予告編  以下続く!

| 京都 | 21:49 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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椿の花

10月24日 ~白い椿~


東京文化会館「椿姫」のオペラを観劇してきました。
もう直前申し込みで他に空きが少なかったとはいえ、S席で良かったです。
初めてのオペラ。
椿姫

ミュシャのポスターの椿姫が大好きなので漸く、という気持ちです。
ポスターのモデルはサラ・ベルナールという女優ですが、
このオペラ椿姫の演出家もベルナール氏…。偶然?

ストーリーも難しくなく何より椿姫、ヴィオレッタの声量と美しさにうっとりでした~。
話は高級娼婦と中流貴族の青年との悲恋、というより悲愛。

一番グッときたのはヴィオレッタの恋人アルフレードの父親。
主役ではないけれど圧倒的な存在感を見せ付けてくれました。
従姉と二人で惚れぼれ…。
字幕が出るからお互いの心境を同時に表現出来てしまうのもオペラの面白さです。
照明効果もこの幕にはぴったりで、本当に素敵でした。

公演時間は幕間を入れて3時間強ほど。


この後はレカンでディナーコースを頂きました。

レカン



いつかミュシャの故郷、本場プラハ国立歌楽劇場でオペラを観たいです…。

| 出来事 | 21:33 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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良い酔い迷い、宵の口

10月19日 ~美味しくさせる言葉のマジック~


渋谷は滅多に降りないから地下鉄の駅から出るのにも苦労します。
隠れ家のようにひっそりと店を構える「清山」に辿り付く方がよほど迷いません。
清山

雨がふっていたこともあってか一層としっとりとした雰囲気です。
地下は大きなカウンター中心、それに奥のテーブル。
以外に広い店内に流れるジャズ、渋谷ということを思い出しました。
初めはお決まりの日本酒です。
清山
鳳凰美田はフラスコのような器に。

酒のあて三点盛り
清山
蕎麦味噌、山葵漬け、山葵海苔
卵焼きは極力甘さを抑えた味。
清山
薄くしっかり幾重に巻かれた層の間から出汁がしみてきます。

珍しいから頼んでみようと牛筋の肉の蕎麦湯炊きを。
清山
オリジナリティ溢れる清山の一品では代表的なもの。一見おかゆのようなとろみが付いています。
こちらがそのトッピング。
清山
自由に薬味を入れて味付け出来ます。
トッピングだけでも立派な一品料理になりそうで白岳仙を一合。
牛筋のコラーゲン効果が出てくれればいいのですが(苦笑)。

いつものように?一枚せいろを頼んでみました。
清山
細切りながら角がたっていて香りは穏やかです。
汁は濃い目、一緒に出された蕎麦湯も濃厚なものでした。
清山



向かい側でせいろ蕎麦を頼んだ女性が「美味しい美味しい」と言いながら食べていました。
美味しいという言葉は他人をも一層美味しく味わわせることが出来る気がしますね。
全くの他人と今まさに美味しいという共通項を持っている不思議さ…。
うむむ、マジックです。


少しコックリした一品を…と地鶏焼き。
一つが大きい身は皮目がこんがり香ばしく焼かれています。
つい葱を全部食べてしまい、申し訳ありませんでした(懺悔)。
清山

これに鳳凰美田の梅酒をソーダ割りで合わせる…。
その前にも鳳凰美田をお代わりしていたのですが。
清山
今日は鳳凰祭りだ、わーっしょい!


変わって四角いせいろに盛られた田舎蕎麦
清山
綺麗な斑となっている挽きぐるみの蕎麦は滑らかです。
清山
コシと喉越しはさすがによく、香りや味はせいろの方がより感じられました。
汁につけるより先に塩をパラリと落として食べるとこれがまた美味しかったです。

一人じゃこんな選択は出来まいよ。
「温蕎麦も食べたい…」で鰊そばです!
清山
別皿で出てくるのですが デカイ

鰊てこんな魚だったかしら??これは鯉ではありませんの?


「これにはやられたね」「そうですねぇ…」
思わず頼んだほうも笑いが込み上げてきました。
蕎麦の丼より大きいのが分かるでしょうか。


竹やぶ仕込みの棒鰊、どれだけ手間が掛かるのだろうと思わせるほど。
竹やぶほどのしっとり感ではありませんでしたが、大きな見は柔らかく
よく染みてる味付けも上品でしつこくないです。
付け合せの昆布の美味さにも…ノックアウト。

これは鰊そばであって棒鰊単品ではありませんでしたね(汗)

で、乗っけてみると
清山

さらにインパクトが強まりますね。しっかりはみ出てますし…。

ちょっと汁にとけた鰊の油が良い具合い。
鰊の旨味の溶けた温かい汁に泳ぐ細い蕎麦は時間を置かず、それを含んで
さらにたおやかなになります。
これも一瞬一瞬の美味しさ…。



せっかく温まったのに外は秋の冷たい雨が振っていました。
ついさっきのことなのに、あの温かい蕎麦が恋しく思い出してしまいます。

清山


これからもっと寒くなるのに今からこれでは蕎麦好きのこの胃袋、
自分ながらに心配になってしまいました。

| お蕎麦 | 21:42 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ランチ・探知

~ここまで焦がれる京都熱?~


普段ランチは
ベーグルサンド
こんな風にベーグルサンドを作って持っていくのですが。
(野菜たっぷりチーズサンドが定番)

たまに外で食べたりも…。でも行くところは大体同じ。

ビルの地下一階にある京料理「鈴よし」もその一店です。
出汁巻きのランチの二大政党は「やげんぼり」とここ「鈴よし」

ここの女将さんの「おいでやす」の挨拶が京都好きの心に火をつけるのです。
鈴よし
カウンターに腰をおろして「出汁巻き定食」をお願いしましょう。

全部揃うとこんな感じです。
鈴よし

「写真とらはるのでしたら今魚を焼いてますので、全部揃ったほうがいいでしょう?」
…ブロガーに優しいお店です。

三つに分けられた出汁巻き、輝くような黄色にウットリ。
鈴よし
しているのももったいないので…。

お箸を入れると
鈴よし
ほっこり、出汁をいかして甘さを抑えてあります。
やげんぼりの出汁巻きよりしっかり目で、こちらの方が好みではあります。


自分では玉子焼きを作っても出汁巻きは滅多に作りません。(手間が…)
そんな思いもあって蕎麦屋でもつい頼んでしまうのです。
小マメ太郎の中で蕎麦屋の出汁巻き玉子はいつも特別な存在でして…。

小鉢料理 この日は切干大根の煮物
鈴よし
ご飯がすすむ、これぞ定食。

出汁巻き定食でも身の厚い焼きたてのシャケも付いてきます。
鈴よし
もちろんご飯もふっくら。美味しいランチ、外で食べるときは定期的に来てしまいます。
(他に煮魚の定食も絶品でして…)

「おおきに」
お見送りの女将さんの挨拶、ここは滞在時間が短くても「京都」です。
たぬくん

以上、ランチタイムのちょこっと京都旅行でした。

さて次回は煮魚かな…。

| 食べ物 | 21:41 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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花の土曜日

10月6日 ~時間も坂を上るもゆったりまったり~

インターナショナルな街広尾。
ゆるゆると坂を上って「たじま」を目指します。
初めてお会いするまゆみさん夢八さんの三人でお昼の蕎麦会。

まゆみさんが到着するまでワインで始めることに。
たじま
銘柄は夢八さんにお任せします。蕎麦屋でワインなど初めて(ドキドキ・・・)
野菜の小鉢と一緒に…。
白和え・小芋の味噌がけ・銀杏です。
たじま

ここで意表をついてしめ鯖。手前に付いているのは生海苔です。
たじま


まゆみさんが到着されたので、初めましての乾杯。
お料理がとても上手で、美味しいお店もたくさんご存知です。
秋の味覚
茸の茶碗蒸し。中にとろりと湯葉が入っている凝った一品。

移転前の松翁にも通われたというまゆみさんに、つい質問ばかりしてしまいました。
ブログの写真のきれいなことも撮りかたや色々と^^;

途中でせいろを…。
新そばの張り紙にこれは頂きましょうと3人で一枚。
たじまさんの蕎麦は「美人タイプ」だと思います。それにキリッとした汁があって洗練された「美人」。
たじま

話に夢中になろうとも、蕎麦が無くなるのは早いものですね…。
少々お酒でフワフワした気分は一度ここでリセット。
目が覚めるというのか、小マメ太郎はいつもそうなります。

鰊と茄子の含め煮。
たじま
ちょっと席を外して戻ってきたらまゆみさんが茄子をお代わりしていました。
家では味わえない味付け、たじまさんの野菜料理はどれもお気に入りになってしまう…。

鴨焼きの美味しさは聞いていましたが…
たじま
厚みのあるジューシーで柔らかい鴨、絶賛されるのは分かりますね~。
次回からは絶対頼んでしまいそうです!

掻揚げの軽くサクサクとした衣の食感。
たじま
一つ一つが満遍なくレベルが高いです…。

まゆみさんと二人でお蕎麦はかけにしました。
たじま
ふんわりした優しい…と思ったら意外や醤油の風味がしっかりしています。


夢八さんは花野菜冷やし蕎麦を。今日は花の金曜ならぬ土曜日です。
目に鮮やかな赤と黄。
たじま
甘みと酸味のバランスは難しそうですが見事に美味しさを合わせています。
(もう一度食べられるかと思っていたら今期終了とのこと…(残念)

甘味はあまり頂く機会がないのですがやはり甘いものは嬉しいです^^
たじま
わらび餅まで…ペロリ。

ここで漸く最後のテーブルだと気が付きました。



お店を出てからはどちらに歩いても坂になります。

「また次の機会に」
交わされる挨拶の中に確実に近い約束があるような気がします。

またこの日 蕎麦屋で素敵な方とお知り合いになれました。




まゆみさん 夢八さん、とっても楽しい時間をありがとうございました!




(その前に遅くなって申し訳ありませんでした…トホホ)














| お蕎麦 | 21:59 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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いよいよ本格的に

秋ですね

栗


なんとまぁ とっても仲の良い三兄弟。

浅草橋のお店で頂きました♪

| 独り言 | 21:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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最高の月末

9月30日  ~皆様 お先に失礼します~

9月最終日はちょっと近場の1人旅。

浅川


最高に美味しいお蕎麦を頂いてきました~!


わかりますでしょうか?


そうです、あの群馬の…



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| お蕎麦 | 00:06 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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もう一つの紅い花

10月6日  ~高麗の紅い花~

翌日から天気が下り坂になるらしい。
見ごろもそろそろ…と思っていたから天気の良い日に行ってしまおう。

乗り換え乗り換え「高麗駅」まで。
巾着田
青空 秋晴れ 。

高麗川の川辺は輝いている。
高麗川
お弁当を楽しむ人たちも気持ちがよさそう。
群生した曼珠沙華
巾着田
圧倒的な美しさと何だか空恐ろしさも…。
巾着田
秩父の山も近く。
巾着田
ちらほらと白い曼珠紗華も。
巾着田

ちらほらと…
巾着田

道で売っていた秋の篭盛り。
秋篭


これは茄子だそう 可愛らしい。
茄子


季節外れの紫陽花が。
巾着田

石碑と曼珠紗華。
巾着田


秋晴れの中、気持ちの良い散歩コース。


もちろんお昼は蕎麦。
お店は前回訪れた「百日紅」さん。これはまた別に…。


この日の極めつけの一枚。

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| 花めぐり | 21:36 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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mame mame

ある日のランチ ~顎が勝負のランチタイム~

がじゅ。さんのブーランジェリー・ラ・テールの日記に影響されまして。

こちらはペルティエのキノコのタルト(カレー)と大納言。
美味しい「フランスあんぱん」です。

ペルティエ
さりげなくこの形で…。

ゴッソリ入った大納言は豆好きに嬉しい限りです!
ペルティエ


でも「噛み千切る」ようにしないと食べられません。
勢い余って中の大納言が転がるので食べるには修練が必要です。
(がじゅさんどうやって食べたのだろう?)



「顎を鍛えよ、己に打ち勝て」


必死の形相を見られまいと隠れるようにコソコソ食べる己の姿…。
レンジで温めましたが、焼き立てを食べてみたいです。

ほんの一口味見のつもりがいつの間にか無くなっている。

まさに???です。



| パン | 10:38 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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お・ま・け

~おまけの一枚~ 

京都にはこんなものもありました。

真剣に祈ってしまった。
天神
オネガイシマスオネガイシマスオネガイシマス…

いい具合の脱力系イラスト。京美人の秘訣はこれか!
京美人


清水寺のデカ足。自分も大きいほうですが…。
清水寺
しかし本当にデカいのですよ~!

「大黒天」とはよく言ったもので。
清水寺
確かに「黒」。元々はインドの鬼神でしたか…。赤黒で余計に目立つお方。


以上おまけの一枚でした。


| 京都 | 09:55 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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張りきりすぎ…の最終日

9月24日 ~時間が惜しい 最終日~

早朝4時半に起床、うす曇で天の機嫌は少々悪いようでした。
朝風呂で完全に目を覚ましてから早々にチェックアウト。
朝一番に大原に行くつもりで気合が入っていました。

ホテルから京都駅に向かう道にある「東本願寺」
お東さん


お東さん
誰もいない本堂に座ってぼんやり。それだけでも気持ちが良いものです。
通りを走る車も少なく、とても静かで真ん中を歩きたくなってしまいそうでした。

京都駅についてバスの時間を確認すると…
大原行き「7:25」これが始発? 現在時刻は「6:20」。

タクシーなぞ(運賃が)恐ろしくて乗れないし、前日にバスカードを購入しているので使わない手はありません。
1人ポツンとバスを待つのは実に淋しい。
こうなったら大原は諦めて、道を戻って河原町周辺の散策に予定変更です。
歩いていれば面白いものも発見できるかもしれませんから。

それは後ほど別にご報告…。

ブラブラ立ち寄りその①「六角堂」
六角堂
ここで京の中心といわれるへそ石探し。ここの鳩みくじの可愛らしいこと(前回購入)。
ユニークな表情、沢山ありました。
六角堂



お腹が空いてきましたね(もうですか)。この辺りで朝食を頂くなら…。


その②「イノダコーヒー本店」
イノダ

開店時間、禁煙席なら旧館になります。
イノダ

「京都の朝はイノダで始まる」せっかくだからそう致しましょう。
チーズトーストとアラビアの真珠。
イノダ
せっかくですがコーヒーはブラックなのでミルクはお断りしました。
ゆったり気分の朝食、いいスタートです。

その③イノダで少しお土産を買って、バスに乗り込み清水道で下車。
八坂
歩き続けて 清水の坂の上♪ (また口ずさむ京都の女の子)から見える八坂の塔。

七味屋で七味を買って清水寺の門をくぐります。
清水寺

修学旅行生に混じってチャッカリ説明を聞いたり大黒様に爆笑。
清水寺
なんと母校が修学旅行に来てるではありませんか。懐かしい制服に思い出が 甦ります…。
清水寺
舞台の上から京都市内を眺めるのは最高~。

上りは三寧坂、帰りは茶碗坂から戻って六波羅密寺もお参り。

その④それからはバスで「大徳寺」
「瑞峰院」でご住職の法話を聞こうとお願いしていたのです。

枯山水の庭 「独座庭」
大徳寺
いつまでも座って眺めていたい。
大徳寺


大徳寺j

サンフランシスコからきたご夫婦と一緒にお話を聞くことが出来ました。
実に穏やかな口調で語られる住職。

法話といいますが難しいものではありません。
言葉の一つひとつはゆっくりと沁みてくるようでした。
ご住職のお手前を頂いて(出された栗羊羹が美味しかった…)庭を見学。
一緒になったご夫婦とカタコトで(ホンの少し)お話をしたらご主人は建築家!
古いもの 新しいもの 美しい建物が沢山あるのは素晴らしいと。
美味しい食べ物もあるから大好きです、言っていました。
美味しさは世界を一つに…。でも大徳寺納豆は…とのことです。

ご住職から御朱印と「いつでもいらっしゃいな」と嬉しいお言葉を頂きました。



そろそろお昼時、ここで四条河原町へ戻りましょう。

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| 京都 | 23:51 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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独りぼっちの凧は何処へ

9月23日  ~雨ニモ負ケズ 食欲ニハ負ケル~


連休最終日で宿が取れたのは奇跡です。
キャンセルがでたところがあると聞き、早速紹介してもらい一安心です。

真冬と春先の寒さは無いけれど野宿は厳しい。
ホッとしたのもつかの間、なんと宿を目前にして激しい土砂降り。
京都の「いけず」は天候もそうなのか…。

ただ立ち竦むだけの周囲の観光客、雨の中必死に駆け出す人。
さほど宿まで遠くないと踏んで小マメ太郎は後者を選択。



そう、水にも強い凧なのです。



結果、チェックインのときはすでに濡れ鼠(凧)。

早速大浴場の湯船で暖まったのでした。

しかし天気が悪いといって篭っていてはもったいない。
研ナオコの「京都の女の子」を歌いながら四条河原町をウロウロ。
老舗の和菓子屋、お洒落なカフェ。どこを見ても楽しいものです。


時刻は六時半、今宵の京都の夜ご飯は…




喜幸



「湯どうふ 喜幸」 (またかい!)



恨み節。無ければ続きへ…。


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| 京都 | 21:53 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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9月23日  ~未練たらたら~


夢八さんとは大阪でお別れです。
この後は相撲部屋での打ち上げがあり夕方には東京に戻らなくてはならないのです。

京都でお土産を買うというルーさんと一緒に小マメ太郎も京都駅に一旦戻ることにしました。

見れば見るほど迷うものですがやはり和菓子と漬物は外せません。
ルーさんも無事に決まったようです。


その後は新幹線の時間まで京都最後の暫しコーヒータイム。

月山


そろそろ出発時間ですね、と名残惜しくも改札に向かいます。
「あっという間でしたね」
少し前は大阪にいたはず、しかし二時間半後には東京です。

来るときより少し増えた手荷物は、重いけれどそれが嬉しいのです。

唐突に決まった旅行は 美味しくて楽しい旅行でした。


こうして小マメ太郎は元来た道に戻ったのでした。















「京都総合案内所」に。











東京ではなく戻ったのは京都駅。
ルーさんとさよならしてから小マメ太郎の第一声は






「どこか宿空いていませんかね?」



こうして糸の切れた凧の旅が始まりました…。

| 京都 | 06:59 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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十五夜をお先に

9月23日 ~満月に見えたのは蕎麦のつゆ~

「グルめぐり」2日目です。

大阪で邪魔したのはビルの奥にある「月山」。
月山

開店前に到着してしまい、待っていると「ここ美味しいのよね~」と通り過ぎる人の声が聞こえました。
開店と同時にお客さんでほとんどの席がうまる人気ぶりです。
コースも充実していて悩みましたが、やはりアラカルトで頂くことにします。しかし、料理人が不在で出来ますものが限られているとのこと。種類豊富なだけに少々がっかりしましたが、最後の関西蕎麦めぐりを思いっきり楽しむことにしました。
突き出しの蕎麦豆腐
月山
(必ず蕎麦に付いてくる)モチっとしたものでとても美味しい。

お決まりのようにビールと日本酒で始めます。
月山

月山
にがり豆腐のボリューム、きめ細かくしっかりとした味がします。

玉こんにゃくは二度も注文してしまいました。
月山

焼き味噌で 
月山

また…
月山


天麩羅には思わず歓声が上がりました。
月山

掻き揚げは具がゴロリ、野菜も種類が多くカラリと揚がって軽い食感です。
中には茗荷の天麩羅も!
ルーさんが「葱(の天麩羅)食べてしまいました…」と申し訳なさそうに言うのが可笑しくて、
どんどん食べようとテーブルの上は会話と料理でいっそう賑やかなものとなりました。

お馴染みのように蕎麦を一枚頂きましょう。
月山

せいろ 
モチモチとして蕎麦の「香り」より「匂い」がしっくりくる表現です。
月山
つゆは舌に馴染む辛口、スッキリとしているのですが物足りない感じはしません。出汁ともバランスを保っている印象を受けました。

もう一合追加は出羽鶴。
月山
本当に良く食べよく飲む幸せな時間…。
それぞれまた一枚づつ頂くことにします。このスタイルはもう三人の決まりのようになっていました。
ルーさんはせいろ、夢八さんは鴨南、小マメはかけです。
月山
あのせいろ辛汁が気に入ってしまったので、かけの汁ならどんな味がするのかとても楽しみでした。
月山
出汁の旨みはさらにふくよかで舌に柔らか味のあるもので、一枚何か旨味の膜ができた様な、そんな感想を持ちます。
蕎麦が無くなったあとは汁だけが器に残り、さながら満月のようでした。
その月はすっかり飲み干されて光をなくしてしまいましたが(汗)

夢八さんの鴨南
月山
殊更輝く月は鴨の旨味を併せ持っています。


月山


これが今回の関西旅行最後の蕎麦です。
多少ドッキリもあり、「良かった、美味しかった」はそれ以上に沢山ありました。

月山


困ったことに色々なお店にも行きたい反面、今度はこちらの板蕎麦を食べたいのです。
これはずっと付いて回る食いしん坊の葛藤です。



しかしこれで終わらないのが小マメ太郎の旅行記です。
しつこいですが…。


(うへぇ、まだ続くのか!?)

| お蕎麦 | 22:51 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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それは突然

~旅の醍醐味って~

2日目は大阪から始まりました。

朝は心斎橋から梅田を散歩。誇らしげな「江崎さん」との写真はお決まりです。
江崎さん
まだ恥じらいというものを持ち合わせていたようで、同じポーズでは流石に撮りませんでしたが…。

食い倒れビルを眺め、(太郎もまだいなかった)
太郎


この時間ではお好み焼き屋も開いていないので喫茶店でのモーニング。
軽く朝食を済ませて予定の確認をしました。
モーニング


この日は大阪の「凡愚」でお昼です。
予約は不可なので開店時間に合わせて行くことにしました。
最寄の大正駅に着いたのはいいのですが…。

場所がわからずお店に電話を入れましたが何故か不通。
三人揃って「嫌な予感するね」とポツリ。
何とか目指して歩くも思ったより遠いのです。

道を一本入ると喫茶店のような造りの建物が見えました。
凡愚
(安堵から思わず走りよった)そのとき他のお客さんも来店。

店内からすぐに凡愚のご主人が出て「申し訳ありません、実は…」と言われ、
胸の前で両手を合わせるポーズを…。


ま、まさか…。


この日は突然の臨時休業でした。
これは次回への持越しです。

独創的な凡愚の看板に
凡愚
可愛らしいフクロウを発見、少し嬉しくなってこの子にまた会いに来ることを誓いました。

凡愚の臨時休業に(多少)打ちのめされても、エンヤコラ。
立ち直りの早い三人が向かった先が「月山」だったのです。

旅の醍醐味はハプニングにある。 

「月山編に続く」




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