2007.10.13 Sat
最高の月末
訪れたのは前橋の「浅川」 一足先に行ってきちゃいました!
タクシーの運転手さんは絶対に知っていますね、住所を告げなくても到着します。
浅川さんはもう小マメのお兄ちゃんのような存在です。
行くと決めてからはウズウズ・ソワソワしてまして…。
前回、前々回を思い出せば自然とそうなるのも無理はありません。
お酒は「季節限定ひやおろし 五百万石」「自家製!大根葉お浸し」この日も半分以上はおまかせです^^
食べてみたかった青海苔しゃきしゃきとろろ。
鳥南蛮の抜きには思わず目が輝き…
この日は秋雨で寒かったので体に染み入る温かさに美味しさもひとしお。
前回2回ともかけを頼んで汁まで飲み干した母上。気持ちが良くわかります…。
「何でしょう?」
「モチモチじゃが芋の葛流し」
散々考えましたが教えてもらうまで分りませんでした。
じゃが芋を摩り下ろして揚げたものでモチモチとした食感です。
これを即興で出しているというから凄い!
日本酒に開眼するきっかけとなった鳳凰美田のひやおろしがお目見え。
今日は保護者(監視者)がいないので気兼ねせずイタダキマス。
メゴチの天麩羅
まったく羨ましい、この日の自分が…。
軽やかに衣をまとった身はふわっとした食感です。塩でもどうぞ。
ここは絶品の甘いにんじんの天麩羅、 と思っていたら穴子登場!
こちらは全て江戸前です^^
すでにコース料理…。
この後の小マメの暴走振りをご覧下さい。
飛露喜の純米吟醸。(念の為に書き添えますが、写真用に置いて頂きました)
鳥皮の煮こごりを蕎麦味噌のように仕立てた一品。
さり気なく出してくれるのですが、ひとつが本当に凝っているのです。
贅沢お試し一口は 醸し人九平次 大吟醸。
そしてあわせてお願いした蕎麦焼き味噌は葱がたっぷりです。
カリカリの表面と下のねっとり感、それに加えて香ばしさも…。
美味しいと、 ゆっくり味わう前にお箸が止まらない。ちょっとずつを心がけます、ハイ…。
口福並んだ小マメ太郎のテーブル、やたら感じる隣のお客さんの視線。
そして、真打登場です! 「金砂郷蕎麦 ・ 満天」
他では絶対に見られない、これが浅川 お兄ちゃんの蕎麦。
香りと 甘みが 違います。
出てくる言葉が変になるほど この蕎麦に圧倒されてました。
少しの温もり、それをもってさらに香りたつようです。まるで蕎麦同士でお互いを…と
これはお兄ちゃんの計算?
薄緑色の半透明、噛めば噛むほど増す甘みが堪りません。蕎麦は噛むもんだ!
うぅ~すごい…。蕎麦好きの細胞が一斉に目覚めてしまうお兄ちゃんの蕎麦、最高です。
そして満天
ふわーっと広がるせいろ、満天の甘みはギュっとして蕎麦はさらにモチモチしてます。
いいのかな…こんなに美味しい蕎麦を一人で食べて(汗)
「甘い、美味しい」繰り返しでる言葉はその一辺倒で自分でもボキャブラリーの少なさが悔しいです。
蕎麦掻き
前に頂いた蕎麦掻きはツメを合わせてありましたが、蕎麦自体の美味しさをもっとストレートに…と
変えてあります。
この蕎麦掻きはまるで宝箱です。
最大限に引き出す浅川の蕎麦掻きまで食べられて…
蕎麦の香りと甘みに酔いながら、一段落ついたお兄ちゃんと何十分と話し込む小マメ太郎。
列車の時間、言われるまで気が付かない始末。
お礼もそこそこにお店を後に…。(ギリギリ間に合いました)
お酒もたくさん飲んだけれど、この日は自分でも蕎麦の香りがするんじゃないかと。
それほどの蕎麦だったのです!
中にはそんな人が一人くらいても良いなあ と思ってしまいました。
またこの暖簾をくぐりに…。
| お蕎麦 | 00:06 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑
指導2回!で1本負け
いやあああ~、まいった。
>いいのかな…こんなに美味しい蕎麦を一人で食べて(汗)<
。。。もちろん駄目です。
>この日は自分でも蕎麦の香りがするんじゃないかと<
。。。いつか、食べられますよ。
| 夢八 | 2007/10/13 11:26 | URL | ≫ EDIT